ガードフェンス開口部用防護柵
レーンオープナー
自動車専用道路の事故対応などの緊急時、クレーンや工具等を使用せずに短時間で簡易に着脱・移動が可能な防護柵です。
※本製品は中日本高速道路株式会社と日鉄神鋼建材(旧神鋼建材工業)が共同開発しました。
開発経緯と目的
高速道路上で、交通事故等で長時間におよぶ通行止めが発生した場合、事故現場より後方の車両が滞留してしまいます。このような場合、速やかな滞留車両の流出が求められ、反対車線を活用して滞留車両の流出を行う必要があります。このため、クレーンや工具等を使用せずに作業ができ、短時間で簡易に着脱できる緊急開口部用ガードレールを中日本高速道路株式会社と共同開発しました。
製品特長
キャスターを採用
キャスター(車輪)を使用することにより、人力で移動させることが可能です。
サヤ管式により防護柵を定着
防護柵側の差込管をサヤ管に落込み定着させる方式です。開放する場合は、人力で差込管を引上げるだけで、防護柵を移動させることが可能です。
安全性確認
強度・車両誘導等の安全性について、実車衝突実験を行い、車両用防護柵種別Amの基準を満足している事を確認しました。
取外し作業状況
- ピン引抜き
- 差込管引抜き、回転
- 人力移動
- 移動完了
従来の緊急開口部用ガードレールでは、クレーンなどの手配を含め開口部1箇所(約50m)分の取外しに4時間程度(うち現場での取外し作業は1時間程度)必要だったところ、本製品ではクレーンや工具が不要なため、15分程度で取外しが可能です。
形状
※一部写真等中日本高速道路株式会社提供
資料ダウンロードは
こちらより
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